「水原さんの気持ち痛いほど良く判る」薬物事犯で逮捕歴の俳優 水原一平氏に「全人類が敵になった訳でない」
俳優の高知東生が22日、X(旧ツイッター)で「俺は水原さんの気持ちが痛いほど良く判る気がする」と投稿。電撃解雇されたドジャース大谷翔平選手の元通訳、水谷一平氏に心を寄せた。 水原氏については、捜査当局が調べていた違法賭博のブックメーカーに多額の借金があり、大谷の口座から少なくとも450万ドル(約6億8000万円)が送金されたことが判明。違法賭博の疑いがかけられている。一方で米メディアによれば、水原氏は自身がギャンブル依存症であると認めている。 これらを受け、高知は「水原一平さんのギャンブル依存症問題。仕事と家庭どちらも大切なパートナーを傷つけ裏切り、恵まれた仕事も去ることになる。俺は水原さんの気持ちが痛いほど良く判る気がする。今の水原さんにできることは治療を受け回復することだと思う。全人類が敵になった訳ではないです。必要な助けを求めて下さい」と記した。 自身も過去に薬物事件を引き起こし、俳優としての経歴に傷つけた経験がある高知は、「水原さんの件どの報道も『ギャンブル依存症は病気』『治療が必要』と言っているのが感慨深い。依存症の理解が広まりつつある」と感慨。 「水原さんがストイックに仕事に打ち込んできた姿を国民が見てきたことも大きいよな。『彼がこんなことになるなら病気しかない』と納得するよな。そこが俺との違いだ。精進する」と自らを戒めた。 高知は2016年に覚醒剤と大麻所持の疑いで逮捕され、執行猶予つきの有罪判決を受けている。