「オーバーである」自ら申告、不法滞在でベトナム人の男3人逮捕 支援者の存在は? 札幌市
札幌・南警察署は入管法違反の疑いで、札幌市南区に住むベトナム国籍の男3人(いずれも30代)を逮捕したと、2024年6月12日に発表しました。 3人はいずれもベトナム国籍の外国人でありながら、日本に許可された在留期間を過ぎたにも関わらず、在留期間の更新、または在留資格の変更をおこなわず、不法に日本国内に滞在した疑いが持たれています。 このうち2人は技能実習生として入国していましたが、2024年5月、自ら南警察署を訪れ本来の在留期間を過ぎていたことを警察に申し出ました。 警察が2024年5月29日にこの2人を現行犯逮捕したことで捜査が始まり、6月12日には同じ容疑でもう1人のベトナム人の男を逮捕しました。 調べに対し男らは「オーバーである」「オーバーステイは間違いない」「ベトナムに帰るつもりだった」などといずれも容疑を認めています。 警察は、他にも男らとともに不法滞在している外国人がいないか調べるとともに、支援者がいなかったかなどについて捜査しています。