ちばてつやが文化勲章を受章、マンガ家では初「これからも文化として愛され続けて欲しい」
ちばてつやが、2024年度の文化勲章を受章した。マンガ家で文化勲章に選ばれるのは、今回が初のこととなる。 【ポスト】ちばてつやの文化勲章受章の報告(他2件) ちばは自身の公式サイトで受章を報告。「今でこそ世界中の皆さんが、年齢を問わず当たり前のように読んでくれている『漫画』ですが、私の先輩たちから現在に至る全ての漫画家が、子供の読み物と思われていた漫画を『文化』と認識してもらえるまでに育て上げてきました。今回は、その全ての漫画家たちの創作活動に対してご評価をいただいたのだと、とても嬉しく、誇らしく思います」と喜びを綴るとともに、「漫画は、発表された瞬間から読者の皆さんのものでもあります。漫画がこれからもずっと読者にとって身近で、親しみやすい『文化』として愛され続けて欲しい、と心から願っています」とメッセージを寄せた。 ちばは1939年1月11日生まれ、東京出身。1956年に単行本作品でプロデビューを果たし、現在は日本漫画家協会会長を務めている。代表作に「あしたのジョー」「ハリスの旋風」「あした天気になあれ」「のたり松太郎」など。2015年12月にはビッグコミック(小学館)にて「ひねもすのたり日記」の連載をスタートさせた。