ソニーが映画100本をYouTubeで無料公開する企画が進行中 3分の1経過時点の再生回数トップはブルース・ウィリス出演の『スリー・リバーズ』
ソニーが映画100本をYouTubeで無料公開する企画が進行中 3分の1経過時点の再生回数トップはブルース・ウィリス出演の『スリー・リバーズ』
ソニーによる映画100本をYouTubeで無料公開するというキャンペーンを知っているだろうか。本キャンペーンはコロンビア・ピクチャーズの100周年を記念したもので、実写映画版『ストリートファイター』といった数々の作品がソニー・ピクチャーズの公式YouTubeチャンネルで無料配信されている。 「映画」画像・動画ギャラリー 記事執筆時点では、本キャンペーンで無料で配信される100本のうち3分の1以上に相当する36本の映画が公開済みだ。そのうち4本はおそらく期限切れで非公開となっているものの、再生リストによれば32本は現在も視聴可能となっている。再生回数の上位10本は以下のとおり。 『スリー・リバーズ』 『アクシデントマン』 『ブラックオプス 最後の任務』 『沈黙の報復 / URBAN JUSTICE』 『MONSTER モンスター』 『ストリートファイター』 『バーティカル・リミット』 『デトネーター』 『ブロブ/宇宙からの不明物体』 『呪い村436』 本キャンペーンは2024年6月に始まっており、その後は2025年3月まで毎月10本ずつが追加公開されていく形式となっている。記事執筆時点における再生回数トップは、ブルース・ウィリス演じる刑事が連続殺人犯に迫る『スリー・リバーズ』。同作は9月に無料公開されたにもかかわらず、約1カ月で再生回数約55万回を達成してトップに躍り出た。 ブルース・ウィリス出演の『スリー・リバーズ』のように、俳優の知名度は再生回数に大きな影響をおよぼしているようだ。スティーヴン・セガール主演の『沈黙の報復 / URBAN JUSTICE』も9月に追加された作品だが、すでに再生回数40万回を突破している。その一方で『ストリートファイター』のように原作が存在する作品も根強い人気となった。『ブロブ/宇宙からの不明物体』も1958年の原作をリメイクしたもので、カルト的な人気を誇るSFホラーとなっている。
片岡龍一