【プレミア12】髙橋宏斗が4回70球8奪三振0封 被安打もわずか2でアメリカ打線を制圧 自己最速タイの158キロも
■ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12 スーパーラウンド 日本ーアメリカ(21日 東京ドーム) オープニングラウンドを5戦全勝で勝ち上がった日本のアメリカとのスーパーラウンド初戦、先発の髙橋宏斗(22、中日)が4回70球、被安打2、1四球、8奪三振無失点の好投で降板。5回からは2番手・隅田知一郎(25、西武)に交代した。 髙橋は今季21試合に登板、12勝4敗、両リーグ1位・防御率1.38。前回の15日・韓国戦(台北ドーム)は4回を7安打2失点(自責2)で勝ち負けつかず。昨年のWBCから国際試合では通算5試合に登板し10回を14安打、15奪三振の4失点(自責4)の防御率3.60。WBC決勝のアメリカ戦では救援登板し、トラウト(エンゼルス)、ゴールドシュミット(カージナルス)から三振を奪うなど1回無失点だった。 立ち上がりは、今季マイナーで104盗塁と驚異の数字を残した1番・C.シンプソンをスプリットで空振り三振に仕留めると、2番・M.ショー、3番・L.リッターも空振り三振の3者連続三振。自己最速タイの158キロもマークする完璧な投球を披露。 2回には今大会4本塁打の4番R.ワードを抑え1死から5番・C .ウィリアムスにレフトへの二塁打を浴びるも、後続を連続空振り三振でピンチをしのぐ。3回は先頭打者から6個目の三振を奪うも、9番・j.クロフォードに安打を浴びる。それでも俊足のC.シンプソンを二ゴロ併殺打に打ち取った。 4回には1死からこの試合初めての四球を与えるも、4番、5番から連続で空振り三振を奪いここまで8奪三振。この回でマウンドを降り、5回からは2番手で隅田(西武)が登板した。 一方打線は相手先発左腕・リッチ・ヒルの前に4回まで1安打無失点に封じ込められている。