BNPパリバ・オープンで初戦を突破した大坂なおみ選手(写真：AP/アフロ)

◇テニス BNPパリバ・オープン(日本時間8日、WTA1000/米・ インディアンウェルズ/ハード) 【画像】前の大会ではベスト8に入った大坂なおみ選手 元世界ランク1位の大坂なおみ選手が日本時間8日、BNPパリバ・オープン1回戦に登場。イタリアのサラ・エラーニ選手に6-3、6-1と快勝しました。 元世界ランク5位のエラーニ選手(現100位)に対して、第1セットはファーストサービスの確率が50％を下回りますが、セットを先取。この試合、ダブルフォルトは9本を数えましたが、サービスエースも9本を記録。第2セットは、2ゲーム目以降6連続で奪い、ストレート勝利を飾りました。 大坂選手は2023年7月に娘シャイちゃんを出産。その後1月に1年3か月ぶりに実戦復帰すると、2月のカタール・トータルエナジー・オープンでは、ベスト8に進出。世界ランクが747位から287位に急上昇していました。今大会は初めて娘が帯同し、「必要なエネルギーがどんどん湧いてくる感じ。ここでいい結果を期待したいわ」とコメント。同大会は、当時世界ランク44位だった2018年にツアー初優勝を達成しており、再び頂点を目指します。 また、予選から勝ち上がった世界ランク80位の日比野菜緒選手は、元世界1位、アメリカのビーナス・ウィリアムズ選手と対戦。2-6、6-3、6-0の逆転勝利を飾ります。同じく予選上がりの同120位の本玉真唯選手も初戦を突破し、女子日本勢3選手が勝利を挙げました。 2回戦は大坂選手は、世界15位のリュドミラ・サムソノヴァ選手、日比野選手が同19位のベロニカ・クデルメトバ選手、本玉選手が同32位のマルタ・コスチュク選手(ウクライナ)と対戦します。