神木隆之介「海に眠るダイヤモンド」最終回に向けメッセージ「すべての謎のピースがパチっとはまります」
今夜最終回を迎えるTBS系日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」(毎週日曜よる9時~)で主演を務めた神木隆之介のインタビューが公開された。5か月にわたる撮影を振り返りながら、反響を呼んだ告白シーンの裏側や、最終回への思いを語っている。(ネタバレ注意。以下、第8話までの内容に触れています) 【ネタバレあり】リナと鉄平はなぜ…「海に眠るダイヤモンド」第8話フォトギャラリー 「海に眠るダイヤモンド」は、1955年からの石炭産業で躍進した長崎県・端島と2018年の東京を舞台に描く、時をこえた愛と友情、家族の物語。神木は端島生まれの炭鉱会社職員・鉄平と、現代の東京のホスト・玲央という、違う時代に生きる主人公を一人二役で演じた。「アンナチュラル」「MIU404」の脚本家・野木亜紀子、監督・塚原あゆ子、プロデューサー・新井順子による初の日曜劇場。
「百合子と賢将のプロポーズに負けないシーンを」
ーー日曜劇場の座長として5か月走りきった今の心境は?
まだどこか終わった気がしないですね。またいつ渋川や伊豆の撮影に呼ばれるかなって(笑)。徐々に終わっていく感覚はありますが、僕の中では放送が終わるまでは続いているんだろうなと思います。頑張ったご褒美に自分に何かあげようかなと考えはじめています!
ーー全編を通して、印象に残っているシーンを教えてください。
第1話の端島銀座でリナ(池田エライザ)が端島音頭を歌うシーンです。池田さんの歌はもちろん、エキストラの島民の皆さんが大勢で踊る力強いシーンで、撮影でもパワーをもらえましたし、これが端島なのだと実感できた瞬間でした。ちなみに、そのあと鉄平とリナが地獄段で話をしていますが、その内容はアドリブ。本番では「え、私、盆踊りもやるの? 聞いていないよ!」「ごめん! 今決めたから!」というやり取りでした。放送で音声は使われなかったのですが、しっかりお芝居していました。
ーー第6話の朝子(杉咲花)への告白シーンの反響が多く寄せられましたが、演出は神木さんからの提案だったそうですね。
ドキュメンタリータッチにできたらいいなという話を塚原あゆ子監督や花ちゃんにも話して、それが各スタッフさんにも広がってあのシーンが出来上がりました。鉄平と朝子の幸せな場面ですし、直前の百合子(土屋太鳳)と賢将(清水尋也)のプロポーズのシーンに負けないぐらい良いシーンを作りたいなと思っていたので、たくさんの反響があってすごくうれしかったです!