ガッツ石松、元世界王者→タレント転身成功は「ボクシングのおかげ」
ボクシング元世界王者でタレントのガッツ石松が8日、都内で映画「草原の英雄ジャロロフ~東京への道~」初日舞台あいさつに出席した。 東京五輪のボクシングスーパーヘビー級で金メダルを獲得したウズベキスタンの英雄バホディル・ジャロロフの半生を日本・ウズベキスタン合作で映画化。貧しい農村で育ち、チャンピオンを目指す青年の運命と過酷な再起を描いている。 元世界王者の登場に客席は拍手に包まれると、ガッツは「最近腰が痛いんでね、失礼します」といすに座ってトークを開始。「ボクシングを引退して、(当時)芸能界にチャレンジした人は誰も居ないですね。何も分からないまま大変なこともあったけど、ここまで頑張って来られたのも、ボクシングのおかげだと思っています」と語った。 イベントでは、身長2メートル超えのジャロロフ選手のサイン入りグローブを手に、いたずらっぽい表情で「ちょっと小さいな…」とぽつり。報道陣による写真撮影中も、代名詞となった「ガッツポーズ」や「OK牧場」の誕生秘話や、シャドーを披露するなど会場を沸かせた。
報知新聞社