愛犬によって閉じ込められる瞬間（7日付カナル・ド・ペッチ・サイトの記事の一部）

　若い女性が自宅の一角にある小部屋に入った際、自分の愛犬によって外から鍵をかけられ、1時間以上閉じ込められるハプニングが発生した。この出来事は自宅内の監視カメラに捉えられており、SNSに投稿された動画が360万回以上再生されて、多くの注目を集めていると、7日付テラ・サイトなどが報じた。 　この事件は2日、サンパウロ市にあるバルバラ・アルーダさんの自宅内で発生した。カメラの映像には、2匹のピットブル犬がバルバラさんの後を追って、倉庫として利用している小部屋の前まで行く様子が映っている。 　小部屋の中に入った彼女が、犬が入らないようドアを閉めると、ゾーイと呼ばれる茶色の犬がドアノブに向かって飛びつき、鍵を回して施錠してしまった。 愛犬に閉じ込められてしまった瞬間の映像はこちら！

　バルバラさんは、「私はドアを開けようと必死になった。部屋の中あったハサミを使ってドアをこじ開けようとしたけど、ハサミを折ってしまった。私は絶望的な気持ちになって、独りで泣いたの。死ぬかと思った」と書き込み、「その部屋には換気がなく、携帯電話もなく、助けを呼ぶこともできなかった」との説明を添えた。 　バルバラさんは最終的に、仕事から帰宅した彼女の夫によって、閉じ込められてから約1時間後に救出された。 　この投稿に対してあるユーザーは、「もしそれが撮影されていなかったら、その話を信じなかっただろうね」とコメント。これに対しバルバラさんは、「確かに！ 夫はもちろん、閉じ込められた本人ですら、最初は信じられなかったもの」と答えた。 　パルバラさんは「もし上司に『犬に閉じ込められたから仕事を休みます』と言ったら、許可してくれたかしら」とユーモアを交えながら書き込んだが、この恐怖の一件から、今後は部屋の中にも鍵を置いておくことに決めたという。