きららビーチで凧あげフェス 総合グランプリに黒瀬さん【山陽小野田】
「山陽小野田ふるさと凧あげフェスティバル」は3日、きららビーチ焼野で開かれた。子どもから大人まで100人が参加し、六角たこや大だこの他、ユニークなデザインだこが海辺の空を彩った。同フェスティバル実行委員会(大本章男委員長)主催。 たこ揚げを通じて参加者同士の友好と触れ合いを深め、伝統文化を継承しようという毎年恒例のイベント。競技前にはたこ作り教室も行われた。 直前までの小雨もやみ、子どもたちは砂浜を元気に駆けながら、アニメキャラクターや動物、飛行機を模した手作りたこなどを空高く揚げた。琴芝小3年の千々松桜さんは6歳の弟、母親と参加。「たくさん走ると高く上がるから楽しい」と笑顔を見せた。 子ども(小学生以下)、一般、大だこ(100㌢四方)・連だこ(30枚以上)の3部門に分かれて競技を行い、デザインや揚がった高さ、安定感などを審査。子どもの部は1~3位と入賞10人、一般の部は1~3位、大だこ・連だこの部は1位を表彰。全体から1人を決める総合グランプリには黒瀬紗由さん(宇部市)が選ばれた。