アストロズ、日系企業との契約で本拠地を「ダイキン・パーク」に変更へ…米ファンは沸き立つ「佐々木朗希と契約するための布石か!?」
アストロズは18日(日本時間19日)、ヒューストンの本拠地球場名をこれまでの「ミニッツメイド・パーク」から「ダイキン・パーク」に変更すると発表した。正式変更は2025年1月1日から。大阪市に本社がある大手空調メーカー「ダイキン工業」の米国子会社「ダイキン・コンフォートテクノロジーズ・ノースアメリカ」は、アストロズと2039年まで15年間のパートナーシップ契約を結んだ。日系企業が大リーグ球場の命名権(ネーミング・ライツ)を取得するのは史上初。 ◆大谷翔平、佐々木朗希と親しげに肩を組む【写真】 米SNSでの反応は概してポジティブだった。「佐々木朗希と契約するための布石か!?」「菊池雄星を呼び戻すためだな」「これで大谷翔平をトレード獲得だ」など米国のファンと思われる声が並んだ。 佐々木はロッテが今オフのポスティング(入札)制度によるメジャー挑戦を容認。アストロズも獲得レースに参戦する見込みだ。菊池は今年7月末にブルージェイズからアストロズへトレード移籍。新天地で10試合に先発し、そのうち9試合でチームを勝利に導くなど防御率2・70と活躍。オフにFAとなったが、アストロズは再契約を目指していると伝えられる。ちなみに、大谷はドジャースとの10年契約に完全ノートレード条項が付記されているため、移籍の可能性はほぼない。 他には、空調機器で売り上げ世界一の大企業とあって、米SNSでは「文字通り『cool(涼しい、格好いい)』だ」「これで夏の球場内はエアコンが効いて涼しくなるな」「球場のエアコンが故障しても素早く修理してくれるだろう」と、期待の声も上がった。 ダイキン工業株式会社(ダイキン、DAIKIN)の公式サイトによれば、空調機器事業の売上高で世界一を誇り、2023年度は全社売り上げが4兆円を突破した。グループ全体で米国内に2万2000人以上の従業員を擁し、ヒューストン大都市圏だけで約1万人に雇用を提供している。
中日スポーツ