1750円~約15万円、通勤手当を過大支給 山口市
山口市は15日、会計年度任用職員の通勤手当を過大に支給していたと発表した。総額は約950万円に上る。市は該当者約360人に返還を求める。 市職員課によると、規則では月の途中から任用した場合は通勤手当を翌月分から支給する。担当職員にその認識がなく、任用した月から支給していた。1月に誤りが発覚し、会計年度任用職員制度が始まった20年4月からの状況を調査した。 1人当たりの過大支給額は1750円~約15万円。分割での返還を含めて相談に応じる。同課は「新年度の任用に向けて周知を徹底し、再発防止に努める」としている。
中国新聞社