【漫画】ねずみの生徒たちがデスゲーム!「緩急激しい」「ギャップすご」
極限状態で徐々に本性が露わになっていく
修学旅行に出発したねずみの生徒たち。突然、「生徒同士で殺し合いをしてもらいます」と教師から告げられます。そして、連れて行かれたのは、修学旅行とは関係のない島でした。生徒たちは首輪を付けられると、水と食料、謎の携帯端末が入ったバッグを渡され島に置いてきぼりにされてしまい……。 【マンガ本編】殺さなければ島から出られない? ねずみの生徒たちのデスゲームがかわいいのに怖い! 佐々木順一郎さん(@donut_daisuki)が「ねずみロワイアルまとめ」としてX(旧:Twitter)に掲載した『ねずみロワイアル』第1巻(講談社)が話題です。いいね数は18万を超えており、読者からは「かわいいねずみがバトロアやっているから緊張と緩和がずっとやってくる」「しっかりと臨場感があって面白いです」「人間の社会の縮図みたい」などの声があがっています。 佐々木順一郎さんは漫画家として活動しており、今作『ねずみロワイアル』第1巻(講談社)が2024年4月18日に発売されました。 作者の佐々木順一郎さんにお話を聞きました。 ーー今作『ねずみロワイアル』が生まれたきっかけや、理由を教えて下さい。 「特殊能力」や「難解なルール」のない「プレーンなバトロワもの・デスゲームもの」がやりたいというのが最初の衝動だと思います! ーーハラハラする展開でとても引き込まれました。今作を描くうえで工夫した点や、お気に入りのシーンなどはありますか? いろいろありますが、読者が直視できないような、目を背けたくなるような話は描かないように気を付けています! 血とかもリアルに描くと痛々しいので、あえてリアルに描かないようにしています。
ーー「絵柄と物語のギャップがすごい」「名前が分かりやすい」などと読者の方から多くの反響がありました。制作時にこだわったポイントなどがあれば教えて下さい。 ねずみだと「キャラの見分けがつかない」という問題が絶対にあるので、「顔のアップ」でも名前が一致するように、「顔に特徴をつける」「それをそのまま名前にする」というのは基本的に守るようにしています! ーーほかにもたくさんの感想が寄せられています。特にうれしかった感想の声、印象に残った読者のコメントはありましたか? すごく単純なんですが「マンガがうまい」っていわれるのが一番うれしいです! たぶんいままでも頑張っていたのに特に評価されていなかった部分だからだと思います。 ーー今作が含まれた書籍『ねずみロワイアル』第1巻(講談社)が2024年4月18日に発売されます。おめでとうございます! 今作が書籍化されるまでの経緯を教えて下さい。 趣味でX(旧:Twitter)に投稿していたマンガが広く拡散され、それがきっかけでいろいろな出版社から書籍化の声がかかりました! 私はもともと「ヤンマガ」でお世話になっていたこともあり、ほかの媒体には申し訳ありませんが、「ヤンマガ」の担当編集者と作品を作っていくことにしました。 ーー佐々木順一郎さんがマンガを描き始めたきっかけを教えて下さい。 長い割に面白くない話なので秘密にしておきます! ーー今後、X(旧:Twitter)で発表される作品については、どのように活動していきたいとお考えでしょうか? 作品はこれまでと変わりませんが、多くの人に見られているので「しょうもないポスト」ができなくなりました! 悲しい。
マグミクス編集部