「フックを肩にもらったのが痛かった」

ジャスティン・マルティネスをマットに沈める篠塚辰樹（右）【写真：山口比佐夫】

格闘技イベント「RIZIN.46」（29日、東京・有明アリーナ／ABEMA PPV ONLINE LIVEで生中継）第3試合、ベアナックルルール：2分×5R（58.9キロ）　【ベア・ナックル・ファイティング・チャンピオンシップ提供試合】 【動画】素手で行われた狂気の闘いに熱狂…試合開始直後のラッシュ 　第3試合では、日本初上陸の素手ボクシング戦が行われた。篠塚辰樹（剛毅會）がJ.マルティネス（米国）にほぼノーダメージで1R・KO勝ちを収めた。相手の打撃を避け、お手本のような右フックだった。試合後会見で素手ボクシングについて振り返った。 　得意の距離でジャブを突き、最後はシャープな右フックを顔面に打ち込みKO。この勝利でさまざまなものから解放されたといい、「はぁ～」と満足気にインタビュールームのyogiboに座った。 　手首と手の甲のみにバンテージを巻く素手ボクシング。打撃の感触は全く違う。「相手の鼻を折った瞬間はパキって感触あった」と笑う。 　元米軍の相手については「ボクシング技術には差があった」と振り返った。それでも相手の打撃を何発か被弾したといい「フックを肩にもらったのが痛かった。腕殴るのもありだなと思った」と答えていた。また、今回の試合での拳のケガはないという。