【写真：Getty Images】

　イングランド・カラバオカップ（EFLカップ/リーグカップ）3回戦、クイーンズ・パーク・レンジャーズFC（QPR）対クリスタル・パレスが現地時間17日に行われた。試合はアウェーのクリスタル・パレスが2-1の勝利を収めている。この試合では、クリスタル・パレスに所属する日本代表MF鎌田大地が、MFエベレチ・エゼの見事な独走ゴールをアシストした。 【動画】エベレチ・エゼのゴールがこれだ！ 　試合は開始16分、エゼの素早いリスタートに反応したFWエディ・エンケティアが移籍後初ゴールを決め、パレスが先制に成功。しかし後半開始早々、MF斉藤光毅が出場していたQPRがコーナーキックから得点し、試合は振りだしに戻ってしまう。その11分後、今度はパレスの10番が魅せた。 　64分、自陣中央で横パスを受けた鎌田は、センターサークル付近に落ちてきたエゼにワンタッチでパス。25歳のファンタジスタは、右足のファーストタッチで反転してマークをはがすと、そのままペナルティエリア手前まで40mほどボールを運ぶ。鋭い切り返しで、追いついてきたDFをもう一度かわすと、体勢を立て直して右足一閃。相手DFに当たってコースが変わり、キーパーの反応空しく、ボールはゴール中央へと吸い込まれていった。 　エゼは、トラップ、ドリブル、そしてシュートと、自身の持つクオリティを最大限に発揮し、一人でショートカウンターを完結させてみせた。このゴールで勝ち越したパレスは、そのまま試合を終わらせることに成功し、4回戦へと駒を進めている。