WSBKのテストにMotoGPライダーが相乗り。バレンティーノ・ロッシやマルク・マルケス参加で注目集める
1月29日、WSBK(スーパーバイク世界選手権)のテスト実施中のポルティマオ・サーキットで、MotoGPライダーも市販マシンで参加しトレーニングを行なった。中でも注目を集めたのは、MotoGPレジェンドのバレンティーノ・ロッシと、マルク・マルケスだ。 【ギャラリー】四輪レースも随分慣れた? ガルフ12時間に参戦バレンティーノ・ロッシ こういったWSBKのテストにはこれまでもMotoGPライダーも度々参加してきた。市販マシンでの走行になるが、プレシーズンテストに先駆けた良いトレーニングになるためだ。 今回はドゥカティ陣営のMotoGPライダー達が、このテストに相乗り。VR46勢、そしてグレシーニのメンバーがパニガーレV4で走行した。 一方、ロッシはこのテストにヤマハのYZF-R1で参加。久しぶりに46番をつけたマシンがサーキットを駆けた。 ただ実際にロッシがこのテストに参加するかは直前まで不透明なところがあり疑問視されていた。そのためか、WSBKが公式Xへロッシの走行写真などを共有する際には「今日コース上で見るとは予想していなかったモノ」とコメントが添えられていた。 また、ホンダからグレシーニへと移籍したマルク・マルケスも注目を集めた。既にチーム体制発表会でグレシーニカラーをまとった姿を披露しているマルケスだったが、このWSBKテストで初めてグレシーニカラーのマシンを走らせた。テストには弟でチームメイトのアレックス・マルケスも参加。共にプレシーズンテスト前の良いトレーニングになったはずだ。 その他にはVR46アカデミー生のバニャイヤ、マルコ・ベッツェッキ、フランコ・モルビデリ、ルカ・マリーニも参加。VR46に加入したファビオ・ディ・ジャンアントニオも走行している。 MotoGPは今後、2月1日からセパンで3日間のシェイクダウンテストが行なわれ、その後6~9日にかけてプレシーズンテストが実施される予定だ。
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