『虎に翼』戦災孤児の道男が猪爪家に、SNS上で議論「自分勝手すぎんか」「はるさんかっこいい」
法の世界に興味を持ったヒロイン・猪爪寅子が、やがて日本で女性初の弁護士として活躍する連続テレビ小説『虎に翼』(NHK朝ドラ)。6月18日放送の第57回では、寅子が戦災孤児の道男を家に連れて帰り、猪爪家に動揺が走るシーンが描かれた。 【写真】「おばさん、よく見たらキレイな顔してんな」と話す道男 スリ少年たちのリーダー・道男(和田庵)を追ううちに、大学の同級生・轟(戸塚純貴)とよね(土居志央梨)に再会した寅子(伊藤沙莉)。戦災孤児の保護活動をする2人はその難しさを明かし、寅子たち家庭裁判所に懐疑的な目を向ける。 孤児が増え、子どもたちを受け入れる施設も限られるなか、寅子は家庭局で道男を見つける。道男を案じる寅子だったが、「じゃああんた何してくれんの?」と冷めた言葉を投げかけられる。引っ込みがつかなくなった寅子は、道男を猪爪家に連れ帰るのだった。 寅子が家族に相談せず道男を連れ帰ったことで、猪爪家に混乱が起こる様子が描かれた今回の放送。道男が花江(森田望智)に対し「おばさん」呼ばわりし、息子の直人(琉人)が「僕こんな人無理だよ。早く追い出して」と寅子に訴えるシーンも。 一方、はる(石田ゆり子)は「人生持ちつ持たれつ。助け合いですよ」と道男を受け入れる姿を見せ、SNS上では「自分勝手すぎんか」「はるさんかっこいいなぁ。普通あんなふうに言えないって」「直人も直治も、まだ自分が同じ立場になったら…という想像力を働かせられないのも無理がない」など、さまざまな意見が飛び交っている。 放送はNHK総合で朝8時から、NHK BS・プレミアム4Kでは朝7時半からスタート。6月19日放送の第58回では、道男を家に連れ帰った寅子の判断が、職場でも批判されることに。 文/つちだ四郎