【住之江ボート・ヴィーナスS】寺島美里 機動力に手応えアリ「乗り心地良く、思い切って乗れる」
ボートレース住之江の「ヴィーナスシリーズ第2戦 発刊60周年記念大阪スポーツ賞第35回アクアクイーンカップ」は22日に予選最終日が行われ、準優勝戦に進出する18人が出そろった。 寺島美里(34=東京)の予選ラストは2、6Rでの勝負駆け。前半は3コースから4着。後半の5コース戦は2Mの全速ターンでいったんは先頭へ。道中で細川裕子に抜かれたが2着に踏ん張り15位で予選突破を決めた。「住之江は乗りづらいイメージがあるけど、黒沢(めぐみ)さんのアドバイスでペラをやって乗り心地がいい。舟足は普通だけど、2Mでも思い切って乗れる」と機動力には手応えがあるようだ。 2024年前期は実兄・寺島吉彦とそろってA級初昇格がかかっていたが、昨年10月に期末の戸田G3で負傷帰郷。昇格を逃しただけではなく左手を骨折し、24年後期は期始めから出遅れてしまった。それでも勝率はジリジリと上げ5点台も目前。「来期につなげる走りをしたい」と目標を掲げる。 向上したハンドルさばきで展開を突き、優出を狙う。
東スポWEB