【独自】万博パビリオン予定地 海外へ初の引き渡し 第一弾はトルクメニスタン「豊かな伝統や文化を世界に伝えたい」工事現場に旗立て記念撮影
再来年の大阪・関西万博でパビリオン出展を予定しているトルクメニスタンに、16日朝、パビリオンの予定地が引き渡されました。海外勢として初めてです。 16日、トルクメニスタンの万博担当の大臣や関係者計6人と、日本側の施工事業者の関係者らが、大阪・夢洲にある建設予定地を訪れて視察しました。 そして予定地の真ん中に立てられたトルクメニスタンの旗の前で、記念撮影を行ったり、トルクメニスタン側から施工事業者に、特産の敷物などの記念品が渡されました。 2025年の大阪・関西万博では、およそ50の国と地域が『タイプA=各国が独自に設計・建設をする』パビリオンでの出展を目指していますが、建設の遅れが指摘されています。 こうした中、タイプAでの出展を予定しているトルクメニスタンにパビリオンの予定地が引き渡されました。 万博には160の国と地域などがパビリオンを出展予定で、予定地の引き渡しは海外勢としては初めてです。 トルクメニスタンの担当者は、「パビリオンを通して私たちの発展や豊かな伝統や文化を世界に伝えたい」と話しました。 博覧会協会などによりますと、パビリオンの仮設許可申請は近く、承認される見通しだということで、来月下旬の着工を目指しているということです。