岡山南消防署員 酒気帯び運転で逮捕 出勤中、容疑を否認
岡山県警岡山南署は8日、道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで岡山市、同市南消防署消防士長の男(37)を逮捕した。出勤中だったといい、「飲酒運転したつもりはない」と容疑を否認している。 逮捕容疑は同日午前7時半ごろ、同市南区浦安本町の市道で、酒気を帯びた状態で乗用車を運転した疑い。 岡山南署によると、「ふらついて走行する車両がコンビニに入った」との通報で署員が駆け付け、駐車場の車内で寝ていた男を事情聴取。飲酒検知で呼気1リットル中0・17ミリグラムのアルコールを検出した。 市消防局によると、男は2010年10月採用。23年4月から南消防署で勤務し、商業施設の立ち入り検査などを担当していた。消防企画総務課は「逮捕を重く受け止めるとともに、事実確認を行った上で厳正に対処する」とコメントした。