宮崎吾朗監督に聞いたジブリパークの新エリア「魔女の谷」 監督は「ウロウロしてほしい」
3月16日にオープンする、ジブリパークの新エリア「魔女の谷」。ジブリパークの制作を手がけてきた宮崎吾朗監督に、この注目の新エリアについて伺いました。 【写真を見る】宮崎吾朗監督に聞いたジブリパークの新エリア「魔女の谷」 監督は「ウロウロしてほしい」 ■方向を変えると違うものが見えたりすることも… (夏目みな美アナウンサー) 「ココを見てほしいというところを1か所教えていただけますか?」 (スタジジブリ 宮崎吾朗監督) 「1か所ですか、何だろう。ハウルの『あの部屋』が面白い。寝室の脇に衣装部屋がある。そこに何気なくかけてあるアクセサリーとかね。『あのシーンのあれか!』みたいなのが、何気なくかかっていたりとか。探してみると面白い。指輪とか、何とかとかね。見る方向を変えると、違うものが見えてきたりする。その面白さがある。ウロウロしてほしい」 (夏目みな美アナウンサー) 「お客さんが楽しみにしているものの一つが『グーチョキパン屋』でパンを買うことができるところ。監督自身は、もう召し上がりましたか?」 (ジブリパーク 宮崎五朗監督) 「僕、基本的に試食させられる、出すものは。パン屋さんのパンもそうだし、レストランのメニューもそうだし。だから出張して帰ると、体重増えてる。ナポリタンのパンが好き」 (夏目みな美アナウンサー) 「ナポリタン好き?」 (ジブリパーク 宮崎五朗監督) 「そういうわけじゃないけど、出来がいい。ナポリタンは行きがかり上、最後までやり通そうというのが、ジブリパークの飲食担当者の合言葉。最初にジブリの大倉庫で、ナポリタンのサンドイッチ出して。北口のロタンダで、ナポリタンのおにぎり出して。(もののけの里の)五平餅もナポリタンだったし。魔女の谷でも、ナポリタンをやらなければならない。締めにならない」 ■「やったら大変だろうな」というものしか思いつかない (夏目みな美アナウンサー) 「映画の世界を形にするという意味では、まだ『あんなものがあったら楽しいんじゃないか』というアイデアは、監督の中にあったりしますか?」 (ジブリパーク 宮崎五朗監督) 「どうだろう、ないことはない。『やったら大変だろうな』というものしか思いつかない。皆さん、千と千尋の家があったらいいなっていうけど。あれ本気で作ったら大変ですもんね。でも、もしやるってなったら本気で作りたいじゃないですか」
(夏目みな美アナウンサー) 「その本気、見てみたいですね」 (ジブリパーク 宮崎五朗監督) 「やりたくないなぁ…」
CBCテレビ
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