【中日】竜投5投手、鉄壁リレー リーグトップのチーム打率誇るDeNA打線を零封で連敗ストップ
◇30日 中日3―0DeNA(バンテリンドームナゴヤ) 5投手の継投が今季14度目の完封勝ちを呼び込んだ。リーグトップのチーム打率を誇るDeNA打線を零封して連敗ストップ。投手陣の先陣を切ったのは、1軍で中6日の登板が今季初だった松葉だ。 「自分らしい投球と言える内容ではなかった」と振り返るように1回は25球、2回は27球を費やし、持ち味のテンポよく打ち取る投球はできなかった。それでも1、2回とも得点圏のピンチを「0」で切り抜け、5回まで無失点。「結果的にゼロで帰ってこられたのはよかった。ただ、もっと長いイニングを投げたい気持ちがある」と向上心ものぞかせた。 6回は清水。オースティンを空振り三振、牧を左飛と3、4番を仕留めたが、続く宮崎の二塁打と佐野への申告敬遠でピンチを背負った。しかし、最後は山本を遊直に打ち取った。中軸からの打順を任された右腕は「しっかり準備はできていました。いい打者との対戦は自分もレベルアップできる」と、しびれる場面での起用に応えた。 7回は左腕・斎藤。代打・筒香、度会に「ボールを捉えられた」ものの、いずれも右飛に打ち取るなど危なげない投球。今季は既に31試合目の登板となったが「夏場に向けて体もつくっている。疲れは全然ないです」と残りのシーズンもフル回転を誓う。
中日スポーツ