阿蘇市乙姫で『西日本一の冷え込み』氷点下7.8℃ 落差100mの「古閑の滝」水しぶきまで凍りつく 熊本
熊本放送
けさ(12月23日)は熊本県内全域で今シーズン一番の冷え込みとなり、阿蘇市では「古閑の滝」が凍りついています。 【写真を見る】カチコチに凍った「古閑の滝」 滝を見上げると、水しぶきが不思議な形で凍りついている 気象台によりますと、けさの県内は上空の寒気と放射冷却によって気温が下がり、県内18の観測点全てで今シーズン最も低い気温を観測しました。 このうち阿蘇市乙姫は氷点下7.8℃と、けさの西日本の観測点で最も低い気温となり、熊本市でも氷点下1.8℃となりました。 この冷え込みで、阿蘇市一の宮町の「古閑(こが)の滝」では、今シーズン初めて落差約100メートルの滝全体が凍りついています。 古閑の滝は、山肌に吹き付ける冷たい風によって水しぶきが独特の形で凍りつき、阿蘇地方の厳しい寒さを象徴する冬の風物詩となっています。 きょう日中も、熊本市の最高気温は11℃にとどまる予想です。
熊本放送