インドネシア戦の南野拓実を「3点」の低評価。闘莉王が残念がったのは?「技術とかの問題ではなく...」【アジア杯】
「リーダー的なところが不足していた」
元日本代表DFの田中マルクス闘莉王氏が、自身のYouTubeチャンネルで森保ジャパンの南野拓実について語った。 【動画】闘莉王がインドネシア戦の森保ジャパンを採点! 闘莉王氏は、動画内で恒例の採点企画を実施。今回は、3-1で勝利したアジアカップ・インドネシア戦の日本代表指揮官と各選手を採点。平均点を「4」にして評価した。そのなかで、69分から出場した南野を「3点」と厳しく評価する。 低い点の理由は、役割を果たせなかったためだという。29歳アタッカーが投入された時点で、日本は2-0でリードしていた。その後、88分に相手のオウンゴールで加点したものの、90+1分に失点した。 闘莉王氏は、南野の投入がチームに思うような効果をもたらさなかったと指摘する。 「点差をつけたのであれば、日本は相手に諦めさせるプレーをしなきゃいけなかった。そうするためには、グラウンドを広く使わなきゃいけない。広く使って、中盤にさばけるダブルボランチがいたら、(ボールを)スムーズに回せる。 そうしたら相手を疲れさせて、前に出てくれるパワーをなくさせる。そうなったら、横綱サッカーと言えるけど、南野が入ってきて、さらにバタバタが増えた」 さらに、「(南野は)あれだけの経験があるから、指示を出しながら、もっと、スムーズにボールが回ること、相手の勢いを一旦ストップさせるボールの回し方をしないといけない。これは技術とかの問題ではなく、リーダー的なところが不足していた」と解説した。 森保一監督による投入意図が「ゲームを落ち着かせて終わらす。そういうメッセージもあると思う」と推測し、「それができなかった。(役割は)全く果たせなかった。リズムが全く出ない感じで、バタバタし、失点してしまった。リズムを良くするために経験のある選手を入れたのに、できなかった。残念」とまとめた。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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