室内広さはクラストップ!! 高い安全性の[セレナ]も中古の値落ちが加速するワケ
中古車相場が大きく動くのがフルモデルチェンジのタイミング。そこで、2022年11月にフルモデルチェンジを行った日産 セレナの先代モデルの中古車相場の動きを、新型登場直前の時期と比較してみた。現行型登場からの大きな値落ちを、あなたはどう捉える!? 【画像ギャラリー】人気薄と捉えるのか!?お買い得と捉えるのか!?中古相場が大きく下がった先代型日産 セレナ(14枚) ※本稿は2024年5月のものです 文:萩原文博/写真:日産・ベストカー編集部 初出:『ベストカー』2024年6月26日号
■日産 セレナ(先代:2016~2022年)
先代型セレナは、2016年8月より販売開始した。室内長は先々代から延長され3240mmとクラストップレベルとなっている。またリアゲートに、狭い場所で荷物の出し入れに便利なデュアルバックドアを採用しているのが特徴だ。 そして最新の運転支援システムである「プロパイロット」を採用し、高い安全性を実現している。パワートレーンは2L直4ガソリンエンジン+モーターのスマートシンプルハイブリッドとe-POWERの2種類。 2022年11月のフルモデルチェンジで新型へ。その直前の中古車の平均価格は約237万円。そして現在の中古車相場は約213.8万円と半年足らずで、20万円以上も値落ちしている。中古車市場には未使用中古車もほとんどなく、順調に値落ちしているといえる。 このクラスのミニバンはノア/ヴォクシーの人気が圧倒的に高く、セレナはその人気に押されて値落ちが加速している。 ●日産 セレナ(先代型) ・フルモデルチェンジ(2022年11月)直前の中古車平均価格:約237万円 ・2024年5月上旬の中古車平均価格:約213.8万円(約23万円下落) ・中古車オススメ度:★★★★★