宇野昌磨「音楽がどういうジャンル分けされているか知らなくて・・・」ミュージカル曲問われ、“宇野節”で回答
フィギュアスケートのアイスショー「プリンスアイスワールド横浜公演」が27日、KOSE新横浜スケートセンターで開催され、男子で2022、23年世界選手権金メダリストの宇野昌磨(トヨタ自動車)は「See You Again」を演じた。大人な黒シャツ姿で、4回転トウループや代名詞「クリムキンイーグル」を決め、会場を沸かせた。 この日の演目は、2016~18年シーズンにかけて滑っていた過去のエキシビション曲。「思い出深いナンバーになっている。今、26歳なんですけど、だいぶ年齢を重ねた上で、また違った表現ができるんじゃないかなと思いを込めて滑らせていただいた」と語った。 今回のショーのテーマは「ミュージカル」。好きなミュージカルや滑ってみたいミュージカル曲を問われると、「そうですね。本当に僕は勉強不足なので、何がクラシックで何がロックで、音楽がどういうジャンル分けされているか、J―POPとかも何なのか知らなくて。分からないんです・・・」と苦笑い。ともに出演したミュージカル俳優の石井一孝に「気に入った曲が好きな曲?」とフォローされると「そうです!」と即答した。 宇野は昨季、全日本で2年連続6度目Vを達成。3月の世界選手権では3連覇を逃し、今後について問われると「自分ともう一度向き合いたい。僕はもう最善を尽くした。みんなが切磋琢磨(せっさたくま)しながら頑張ってほしい」と引退を示唆するような発言もしていた。
報知新聞社