高台からの眺め。見頃を迎えたざる菊と山々を一望できる

　福島県郡山市中田町木目沢字岡ノ内、木目沢久一さん（８３）が手入れしている「桜里の菊楽園」で、ざる菊が見頃を迎えている。色とりどりの花々が秋空に映えている。 　約５０アールの畑に赤、白、黄、ピンク、紫など７種類のざる菊約３千株が美しく咲き誇っている。１５日ごろまでが見頃という。敷地内に高台があり、天気が良い日はざる菊、吾妻山、安達太良山、磐梯山が一望できる。木目沢さんは「今年は猛暑や長雨の影響で枯れる花もあったが、丹精込めて育てた。楽しんでほしい」と来園を呼びかけている。 　場所は紅枝垂地蔵桜の近くで、目印にのぼり旗などが立っている。開園は午前９時から午後４時まで。来園者に４００円の協力金を募っている。ただし、高校生以下と障害者は無料。問い合わせは木目沢さん方へ。 （郡山版）