「GO HOME～警視庁身元不明人相談室～」(日本テレビ系)

話題の夏ドラマが続々とスタート。土曜放送のドラマより、「GO HOME～警視庁身元不明人相談室～」(日本テレビ系)、「マル秘の密子さん」(日本テレビ系)、「青島くんはいじわる」(テレビ朝日系)、「顔に泥を塗る」(テレビ朝日系)、「嗤う淑女」(フジテレビ系)をピックアップ！　その人間関係が一目で分かる相関図とあらすじを詳解する。 「マル秘の密子さん」(日本テレビ系) ■死者の思いを描く警察エンターテインメント 「GO HOME～警視庁身元不明人相談室～」(7月13日[土]スタート、毎週土曜夜9:00-9:54、日本テレビ系) 小芝風花が“名もなき遺体”の身元を特定する「警視庁身元不明人相談室」の捜査官を演じる、警察エンターテインメント。「半沢直樹」(2013年TBS系)などを手掛ける脚本家の八津弘幸が、実在する部署を舞台に、身元捜査というミステリーと秘められた死者の思いが詰まった人間ドラマを丁寧に描く。 桜(小芝)と真(大島優子)らの元に、捜査一課から身元不明の白骨遺体の資料が届く。捜査の末、自殺だったことが判明し、身元不明人相談室がその後の捜査を引き継ぐことになったのだ。遺留品からバスケットボール選手であったことが判明するが、桜と真が遺族の元を訪ねると「彼ではない」と否定されてしまう。(第1話) ■ジャンルすら謎の福原遥主演の“マル秘”ドラマ 「マル秘の密子さん」(7月13日[土]スタート、毎週土曜夜10:00-10:54、日本テレビ系) 魅惑のサクセスストーリーか、怒濤のサスペンスドラマか、ジャンルも含めて、謎に包まれた福原遥主演ドラマ。トータルコーディネーターの密子(福原)は、どんな手を使っても依頼者を成功させる謎多き女性。今度は不運続きのシングルマザー・夏(松雪泰子)を女社長に変身させることになる。(第1話) ■絶食系男子と年上干物系女子の“協定恋愛” 「青島くんはいじわる」(7月6日[土]スタート、毎週土曜夜11:00-11:30※初回は夜11:00-0:00、テレビ朝日系) 恋愛不要主義の“ツンデレ絶食系男子”と、恋愛から離脱した35歳目前の“年上干物系女子”によるラブストーリー。同じ会社の青島(渡辺翔太)と雪乃(中村アン)が、雪乃行きつけの居酒屋でバッタリ会う。雪乃はダメ元で、青島に一日だけ彼氏のフリをして友人の結婚式に出席してくれないかと頼む。(第1話) ■メークという“武器”を手にモラハラ彼氏と戦う 「顔に泥を塗る」(7月13日[土]スタート、毎週土曜夜11:30-0:00、テレビ朝日系) SNSで話題のヨシカズの同名コミックを実写化。メークの力で自分の人生を取り戻す“人生逆転ラブストーリー”。デパートの受付で働く美紅(高橋ひかる)は、自分に自信がない派遣社員。弁護士の彼氏・悠久(通称・ハル)(西垣匠)の「清楚でいてほしい」という希望に合わせて、控えめの化粧しかしない毎日。 ある日、メークを楽しむ男子・イヴ(木村慧人)に偶然出会ったことで、美紅に変化が。イヴに憧れの赤いリップのメークをしてもらったとき、美紅は生まれて初めて自分のことを“きれい”と思う。ハルもきっと喜んでくれるはずと思った美紅だがハルの反応は想像とは異なり、このメークをきっかけに一変し、恐ろしい一面を見せていく。(第1話) ■ダークヒロインによるサイコ・サスペンス 「嗤う淑女」(7月27日[土]スタート、毎週土曜夜11:40-0:35、フジテレビ系) 中山七里の人気シリーズを実写化。天才的な話術と美貌を持つ悪女による予測不可能なサイコ・サスペンス。コンサルティング会社で働いている恭子(松井玲奈)の前に、会社を買い取ったと美智留(内田理央)が17年ぶりに現れる。怯える恭子の脳裏には、17年前の事件の秘密が蘇る。(第1話) ※高橋ひかるの高は正しくは「はしご高」 ※『月刊ザテレビジョン』2024年8月号