阿里山鉄道で紅葉狩り観光列車運行へ 一部は蒸気機関車を使用/台湾
(嘉義中央社)阿里山林業鉄路を運営する農業部(農業省)林業・自然保育署阿里山林業鉄路・文化資産管理処は13日、蒸気機関車やディーゼル機関車がけん引する観光列車を紅葉シーズンの12月に同鉄路で運行すると発表した。紅葉狩りや百年以上の歴史を持つ同鉄路の魅力を体験してほしいとしている。 12月4日から25日までの月・火曜日に運行され、このうち月曜日の便には蒸気機関車SL31が、火曜日の便にはディーゼル機関車が使用される。観光列車は午前9時半過ぎに阿里山駅を出発。途中複数の駅で下車して植物園の見学や森林歩道の散策などをし、午後4時ごろに阿里山駅に戻る。ガイドが同行し、歴史や風景、山林、鉄道などについて解説するという。 料金は蒸気機関車のプランが1人2600台湾元(約1万2200円)、ディーゼル機関車のプランが同1800元(約8500円)。定員は各回80人で、予約は運行日の14日前から同処のウェブサイトで受け付ける。 (蔡智明/編集:田中宏樹)