公営渡船で人身事故 2人重軽傷 始発時間の前に出発、岸壁に接触 船長が“わき見運転”か 富山
チューリップテレビ
公営渡船で人身事故が起きました。事故があったのは富山県営渡船で、25日の始発前に客を乗せて出発し、岸壁に接触して船員が肋骨を折る重傷、客も軽いけがをしていたことが、県の発表でわかりました。 【写真を見る】公営渡船で人身事故 2人重軽傷 始発時間の前に出発、岸壁に接触 船長が“わき見運転”か 富山 事故があったのは、富山県射水市にある富山新港の「越ノ潟」と「堀岡」を結ぶ県営渡船です。 県によりますと、3月25日午前6時ごろ、越ノ潟で始発を待っていた男性客1人を乗せ、始発前にも関わらず乗せて堀岡へ向け出発。 船には操舵する船長と船員、そして男性客1人が乗っていましたが、岸に着く際に船が岸壁に接触し、そのはずみで船員が肋骨を折る重傷、男性客も背中を打撲しました。船長にけがはありませんでした。事故当時、天気は曇りで波もほぼなかったということです。船長がわき見運転をしていた可能性があるとみられ、伏木海上保安部が詳しい事故の原因を調べています。 富山県の県営渡船は射水市の富山新港の「越ノ潟」と「堀岡」の間770メートルを結び、乗船時間は約5分、利用は無料です。1976年に運航が始まり「越ノ潟フェリー」とも呼ばれて、富山県の観光スポットの一つ・新湊大橋のそばを運航します。
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