『ブギウギ』スズ子&愛助のアツアツ直筆ラブレター全文や貴重デート一挙公開 最後の手紙が涙を誘う
NHK連続テレビ小説『ブギウギ』(月~土 前8:00 NHK総合 ※土曜日は1週間の振り返り/月~金 前 7:30 NHK BS、BSプレミアム4K)のセット・衣装・資料などが、17日までNHK大阪放送局1階アトリウムで無料展示されている。 【写真多数】愛助がスズ子に最後に送った写真、貴重な箱根旅行ショットも ドラマファンならずとも楽しめる展示がそろうが、2月29日に報道陣に公開された際、「語り」を務める高瀬耕造アナウンサーが「今でもグッとくるものがある」と紹介したのは、スズ子(趣里)と愛助(水上恒司)のラブレター。 「前略 名古屋では本当にお世話になりました。福来スズ子さんとあんなふうにお知り合いになれるとは夢にも思ひませんでした」や、「愛する人がゐるといふのは、これまでに人に力を与えるものなのかと感じてゐます。(中略)あなたのスズ子」など、ロマンチックな直筆レターが並ぶ。 大阪で療養中の愛助に妊娠を知らせた際のものや、それに対する愛助は「父無し子には絶対にしません」と返信する。しかし「スズ子さん、スズ子さん、僕はスズ子さんに出会えて本当に幸せやった。約束を守れなくて本当に申し訳ない」と別れの日が訪れ、涙を誘った。 「スズ子と愛助の家」実物や、2人の箱根旅行の写真なども飾られて、その愛をありありと感じることができる。 このほか、「はな湯」「羽鳥先生の部屋」や「伝蔵さんのおでん屋台」、さらに梅丸楽劇団からのスズ子や共演者らの華やかな衣装、楽譜などもずらりとそろう。 笠置シヅ子さんをモデルとしたヒロイン・スズ子が、銭湯の看板娘から“ブギの女王”と呼ばれる戦後の大スター歌手へと成長する姿を描くストーリー。昨年10月2日に放送スタート。今年2月4日にクランクアップし、3月29日放送の最終話まで残り1ヶ月を切り、クライマックスに差しかかっている。 展示を通じ、制作統括の福岡利武氏は「ドラマの世界を身近に感じていただき、最後まで楽しんで見ていただければ」と呼びかけている。