ハイアット、オールインクルーシブ・リゾートにタイニーハウスを導入…カリブ海の「ドリームズ・キュラソー」で(海外)
ハイアットが、家族向けのオールインクルーシブ・リゾートのひとつに、大人専用のエリアを設ける。 【全画像をみる】ハイアット、オールインクルーシブ・リゾートにタイニーハウスを導入…カリブ海の「ドリームズ・キュラソー」で この施設では、モジュール式のタイニーハウスサイズのユニットが、ホテルの客室として使用される。 52棟のタイニーハウスのエリアが、カリブ海にあるハイアットのリゾート「ドリームズ・キュラソー」で6月にオープンする予定だ。 カリフォルニアの住宅の裏庭からフロリダのご近所まで、タイニーハウスは至るところに出現している。 まもなく、観光客に人気のカリブ海にあるキュラソー島の日当たりの良い砂浜に、タイニーハウスが住宅としてではなく、ホテルの客室として登場する。 高級ホテルの世界的大手、ハイアット(Hyatt)はオールインクルーシブのリゾート「ドリームズ・リゾート」をカリブ海の島で展開する。しかし、典型的な高層ホテルを建設するのではなく、グランピング・リゾートの手法を取り入れ、52のタイニーハウスサイズのモジュール式ユニットを、ホテルの客室として設置する計画だ。2024年6月のオープンを目指している。
ハイアットはヨーロッパと南北アメリカで約30のドリームズ・リゾートを運営している
ドリームズの施設はすべてオールインクルーシブで家族連れに向いている。 しかし、キュラソー・リゾートで間もなく設置される52棟のタイニーハウスは、「イル・マーレ」と呼ばれる新たな大人専用のエリアに設置される予定だ。
オールインクルーシブ・リゾートは大人気で予約が殺到している。ハイアットはそこに目を付けた
ハイアットは、アップル・レジャー・グループ(Apple Leisure Group)とその施設(キュラソーにあるもうひとつのリゾート「Zoëtry」も含む)を2021年に買収している。アップルのオールインクルーシブ・リゾートの2024年第1四半期における予約は、前年同期比で11%も急増したと、2月下旬にハイアットが発表した。 この需要に応えるため、ハイアットは10番目のオールインクルーシブ・ブランドとして「ハイアット・ビビッド」を立ち上げ、4月にメキシコのカンクンで大人専用のリゾートをオープンした。