NHK稲葉会長 旧ジャニーズの被害者補償「進展している」と評価も新規起用見送り方針「変更ない」
NHKの稲葉延雄会長は18日、都内の放送センターで定例会長会見に出席して、旧ジャニーズ事務所の流れを組むSTARTO ENTERTAINMENT社所属のタレントについて「現時点では従来の方針に変更はありません」と起用見送りの方針を継続する考えを語った。 STARTO社と、ジャニーズ事務所から社名を変更したSMILE-UP.社とは定期的にコンタクトを取っていると明言。ジャニーズ事務所創業者による性加害問題への補償は「進展している」と評価した上で「もう少しチェックしていきたい。(新規での起用契約は)総合的な判断をしてといく」と慎重な姿勢を示した。 SMILE-UP.は事務所の社長を務めていた藤島ジュリー氏が8月までにすべての関連会社の代表取締役会長を退任したと発表しており、稲葉会長もその件について「確認している」と話した。