「フジクラ」の岡田直樹社長（左）からバースデーケーキを贈られ喜ぶ出口夏希（中央）と花束で祝福した長谷川博己＝東京・渋谷区

俳優、長谷川博己（47）と女優でモデル、出口夏希（22）が、光ファイバーケーブルを中心にした情報通信事業会社「フジクラ」のテレビCMで初共演することになり2日、東京都内で行われた発表会見に出席した。 3日からオンエアされるCMは、中途入社の新人社員（長谷川）に対し、年下の社員（出口）が同社のテクノロジーを教える内容で、コミカルなやりとりが特徴。英語で「すばらしい」などを意味する「アメイジング！」が長谷川の決めぜりふになる。 最近のアメイジングな体験について、長谷川は「仕事で行った（沖縄県の）西表島で、大きなウミガメと一緒に泳いだ経験はまさにアメイジングでした。改めて自然のすばらしさを知りました」と感動冷めやらぬ様子。出口は「仕事で初めて行った海外のパリですね。クロワッサンがおいしかった」と笑顔を見せた。 同社が進取の精神を掲げていることにちなみ、普段心がけていることについて、長谷川は「時代の流行には敏感でいたいし、AI（人工知能）で英語やフランス語を勉強すると、間違いも指摘してくれる」と告白。出口は「お芝居をするようになって、やっと挑戦できるものに出合えたので、『初心忘るべからず』と思っています」と明かした。 会見の途中では、4日に23歳の誕生日を迎える出口にサプライズで特製ケーキと花束贈呈も。出口は感激の面持ちで「23歳になってからも『初心忘るべからず』で行きます」と打ち込めるものに出合えた喜びを大事にすることを誓った。 ちなみに、長谷川は子供の頃、ドラマの「噂の刑事トミーとマツ」が大好きだったそうで、「刑事に憧れていました」と告白。また、出口とは1年ほど前、あるレストランでたまたま会ったのが最初だそうで「かわいらしさに今は大人の女性の美しさも加わった。前途洋々ですね。うらやましいくらい」と褒めると、出口は「うれしいです」と頰を赤らめていた。