福原遥“密子”、上杉柊平“遥人”に詰め寄る「どこまで卑怯なんです?」<マル秘の密子さん>
福原遥主演のドラマ「マル秘の密子さん」(毎週土曜夜10:00-10:54、日本テレビ系/Hulu・TVerにて配信)の第6話が、8月24日(土)に放送される。 【写真】密子(福原遥)を遥人(上杉柊平)は挑戦的な目つきで見上げる ■謎多き主人公による、謎多きドラマ 本作の主人公・本宮密子(福原)は、ファッションだけでなくメーク、メンタルにいたるまで、ありとあらゆることをサポートし、どんな手を使っても依頼者を必ず成功させるトータルコーディネーター。彼女が次の相手に選んだのは、不運続きのシングルマザー・今井夏(松雪泰子)だ。 2人がタッグを組んで目指すのは、“女社長”への大変身劇。密子は天使か悪魔か、物語は魅惑のサクセスストーリーか怒涛のサスペンスドラマか、すべては“マル秘”のドラマとなっている。 ■第6話あらすじ 第6話は―― 「遥人は私の全てよ。あの子を絶対に九条のトップに立たせて見せる」大財閥・九条家に生まれた女としての苦悩に苛まれながら生きてきた美樹(渡辺真起子)は、その苦悩が故に、ゆがんだ愛情を遥人(上杉柊平)に注いでいた。そして千秋(桜井日奈子)は、遥人への一途な思いを利用されて九条開発の犯罪行為に巻き込まれていく。 「火事が起きた日のその時間、遥人さまは私と一緒に仕事をしていました」――半年前の火事と遥人は無関係だと主張する千秋。そんなはずはないと、密子は千秋のアリバイを訂正しようとするが、会長・五十鈴(小柳ルミ子)に「この件はここまでにします」と話を打ち切られ、結局、火事の真相を暴けないままとなってしまう。 夏の社長選までわずか1週間。九条家に対抗する次の手立てを考える密子たちは、亡き姉・鞠子のノートパソコンに保存されていた隠しファイルのパスワードを解くことに成功。ファイルの中には、会社のお金の不正な出入りを示すようなメモ書きが残されていた。「もしかしたら、裏帳簿かもしれません」と密子。鞠子は何らかの方法で不正の証拠を見つけて保存していたのだ。メモの裏付けが取れれば九条家を糾弾できるかもしれない。密子は「これが最後のチャンスです」と裏付け捜査に動き出す。 一方、遥人のピンチを救った千秋は、美樹の信用を得て、“お使い”を頼まれる。「遥人がお世話になっている方に、お礼をしたくて」と言う美樹から菓子入りの紙袋を渡された千秋は、遥人の役に立てるなら…と喜んでお使いを引き受けるが、菓子箱の中には札束が入っていた。 ――という物語が描かれる。 ■九条家糾弾の大チャンス…裏金が勝利のカギか 九条開発次期社長の座をめぐる争いと姉・鞠子の死の真相を追う密子。そして、ついに社長決定戦はクライマックスへ。裏金の運び屋となってしまった千秋を追い込み、九条家糾弾の大チャンスが到来。怒涛のラストは二転三転する第6話。 密子のやさしさ、千秋の純粋な思い、玲香の弱さ、全てを利用して歪んだ欲望を実現しようとする美樹の黒い詰将棋が動きだす。追い詰められた密子に起死回生の一手はあるのか…。玲香の涙と千秋の成長が九条家を揺るがすことになる。 ■裏帳簿の可能性に懸ける密子「これが最後のチャンスです」 公式ホームページなどで見ることができる予告動画では、姉の死の真相を解明しようとする密子が遥人をソファに押し倒し「どこまで卑怯者なんです?」と糾弾する様子が描かれる。また、美樹の信用を得た千秋が知らないうちに悪事の片棒を担がされてしまう場面や、夏が玲香に手を組まないかと提案するシーンも描かれ、混迷を極める社長戦は水面下で、すでに戦いが始まっていることが示唆される。 これが最後のチャンスと、九条家糾弾のために奔走する密子に、「密子さん、期待を超える荒れっぷりが見られて今後が楽しみ」「ダークな演技が毎回凄い」「無理しすぎないか心配」などの声が寄せられている。