「オサガシノ本、コチラデス」 文苑堂書店福田本店(富山県高岡市)に検索案内ロボ
文苑堂書店(富山県高岡市駅南、吉岡幸治社長)の福田本店(同市)に、本の検索案内ロボットがお目見えした。欲しい本の情報を入力すると、ロボットが商品のある書棚まで連れて行ってくれる。 福田本店は20万冊をそろえる大型書店。これまでの検索システムは、書棚の場所を店内マップや識別番号で示してきたが、来店した人から「探すのが大変」「なかなか見つけられない」という声があったという。書店の閉店が相次ぐ中、サービス向上を図るとともに、省人化による店舗運営の効率化も目指し、ロボットの導入を決めた。 既存の案内ロボットを、同社とソフトウエア開発のアイティリンク(同市問屋町、前波強社長)が福田本店用にカスタマイズした。ロボットに書籍名やキーワードを入力し、お目当ての本を検索。音声入力もできる。 同店で1台が稼働。富山市の富山豊田店、ツタヤブックストア藤の木店にも導入を予定している。