源泉徴収票4人分を別人に誤送付 唐津市
唐津市は24日、2023年の源泉徴収票4人分を誤って別人に送付したと発表した。同票には住所や氏名、生年月日などが記載されており、市は今後4人に謝罪し、回収した上で、正当な源泉徴収票を渡す。 市会計課によると、昨年12月27日に627件、1月19日に3149件、計3776件の源泉徴収票を発送。23日に2人から「別の方の源泉徴収票が同封されている」といった旨の連絡があり、調べた結果、4人分の誤送付が判明した。 封筒内の文書の宛名が外から確認できる「窓付き封筒」で送付しているが、今回は郵便料割引が受けられるバーコード付きの宛名のシールを採用し、封筒の窓に貼ったという。封入作業を行う際、シールと源泉徴収票の住所が同一かどうかの確認が不足していた。 市会計課の神田仁課長は「チェック体制を強化して再発防止策に努める。今後、様式の検討も行いたい」とコメントした。(松岡蒼大)
松岡蒼大