九州 北部はフェーン現象で、体温超えの危険な暑さ 海のレジャーは高波注意
今日25日の最高気温は、福岡市38℃、佐賀市や熊本市は37℃など、九州北部はフェーン現象で体温を超える危険な暑さになる所があります。熱中症に厳重に警戒して下さい。また、海上は台風3号の影響で、うねりを伴い波が高い所があります。海のレジャーは注意が必要です。
九州北部は危険な暑さ
今日25日の九州は、午前9時前から気温が30℃を超え始めるなど、朝から蒸し暑く、気温の上昇が早くなっています。 今日25日は、九州付近は高気圧に覆われますが、大型で強い台風3号が台湾付近を西より進んでおり、台風周辺の湿った空気が流れ込んでいます。九州の太平洋側を中心に雲が多く一時雨や雷雨の所があるでしょう。九州北部は晴れますが、午後は大気の状態が不安定になり、にわか雨や雷雨になる所があり、局地的に激しい雨が降る見込みです。屋外での活動は、天気の変化にお気をつけ下さい。 また、湿った南東風によるフェーン現象で、九州北西部を中心に気温が上がりやすく、福岡市で38℃、佐賀市や熊本市は37℃など、体温を超える危険な暑さになる見込みです。熱中症の危険性が高まりますので、厳重に警戒して下さい。 また、九州南部や九州の東シナ海側の沿岸海上は、台風3号の影響で、うねりを伴い波が高く、しける所もあります。海のレジャーは十分な注意が必要です。
当分、猛烈な暑さが続く
明日26日、27日(土)も湿った空気の流れ込みで、大気の状態が不安定で一時雨や雷雨になる所があるでしょう。急な雨雲の発達にご注意下さい。 来週は太平洋高気圧の勢力が強まるため、安定した夏空が広がる日が多く、大変厳しい暑さが続く見込みです。 少なくとも、このあと2週間程度は、猛烈な暑さが続きますので、健康管理に気をつけてお過ごし下さい。
日本気象協会 九州支社 山口 久美子
