スカイマーク、鹿児島空港発着の搭乗者累計1000万人に…初就航から22年、記念グッズ贈る
東京や愛知、神戸、奄美と鹿児島を空で結ぶスカイマーク(東京)の鹿児島空港発着路線の累計搭乗者数が1000万人を突破した。鹿児島県霧島市の同空港で13日、記念のイベントが開かれ、初就航から22年での大台到達を祝った。(横峯昂)
同社によると、鹿児島―羽田便が開設されたのは2002年4月。路線再編で06年4月に休止されたが、10年10月に再就航した。その後は同年9月に神戸便、18年8月に中部便(愛知)が新設され、18年8月からは奄美大島との定期便もスタートした。
現在は鹿児島と4空港の間を1日あたり計10往復運航しており、昨年度は4路線で計約100万人が利用した。今年4月3日に累計1000万人を突破したという。
この日は、午前11時半発の羽田便の搭乗前に記念式典が行われた。同社鹿児島空港支店の三田憲司支店長(42)が「鹿児島空港の路線をさらに発展させ、身近で使いやすい航空会社を目指していきたい」とあいさつ。東京都東大和市の搭乗客(56)は「初めて鹿児島に旅行に来て桜島や指宿を堪能した。節目のイベントに参加できてよかった」と話していた。
この便の搭乗客148人に、桜島のイラストをあしらったチケットホルダーや鹿児島空港の滑走路がデザインされたフライトタグなどの記念グッズがプレゼントされた。
人気ゲーム「ポケットモンスター」のキャラクターを機体に描いた特別塗装機「ピカチュウジェット」も用意され、グッズを受け取った搭乗客らは次々に乗り込んでいた。