蔡英文総統

（台北中央社）蔡英文（さいえいぶん）総統は7日、フェイスブックを更新し、地震発生後、100を超える国や国際的な組織の政界要人からお見舞いの意が表されたとして感謝を表明した。投稿では日本の政府や民間による募金活動や、トルコの救助隊の現地入りに触れた。 トルコの救助隊は7日、震源に近い東部・花蓮県のタロコ（太魯閣）国家公園に入った。ドローン（無人機）を使って行方不明者の捜索を行っている。蔡氏は、トルコの救助隊は1999年に発生した台湾大地震の際にも最も早く台湾に到着したと言及。さらにトルコで昨年2月に発生した地震の際には台湾が救助隊を派遣したとつづり、両国間の友好関係を強調した。 また「国を越えた善良な力による支持に心から感謝する」とした上で「『善の循環』が広がり続け、復興作業の重要な力になると信じている」とコメント。被害を受けた地域が早期に復興して通常の生活を取り戻せるよう、「政府として被災地が必要とするあらゆる支援を提供していく」と結んだ。 （葉素萍／編集：田中宏樹）