超インドア派でも、Garminのランニング特化型ウォッチで5km完走できるのか?【今日のライフハックツール】
「とっても楽しい42.195kmでした! 」2000年、高橋尚子選手がシドニーオリンピックの女子マラソンで優勝し、直後のインタビューで語った言葉です。運動=苦行レベルでインドア派の自分にとって、衝撃的を超えて異次元に感じた発言でした。 超インドア派でも、Garminのランニング特化型ウォッチで5km完走できるのか?【今日のライフハックツール】 というのも、運動、特に陸上競技は運動神経に恵まれた人のみが楽しいと感じられるものだと思っていたからです。なので、スマートウォッチを選ぶときは、つねに運動特化型ではないものを選んでいたし、Garminなんて、体力に自信がある人たちだけがつけるものだと思っていました。 でも、そんな私が何の因果かGarminのランニングに特化したスマートウォッチ『Forerunner 265』をつけ、5km走るイベントに参加することになったんです。 結論から言いますね。5km走れました! 自己肯定感爆上がりです。みんなも一緒に走ろう。 【Garmin「Forerunner 265」はこんな人にオススメ!】 長距離ランニングに挑戦したい ランニングの質を高めてくれるスマートウォッチが欲しい ランニング習慣をより楽しく、充実させたい
超インドア派はGarminで5km走れるようになるのか
「Garminのスマートウォッチを提供するので5km走りませんか」とGarminから連絡が入ったのは2023年の夏頃だったと思います。 Garminは触ったことがなかったので好奇心と物欲がまさって欲しくなり、「Yes」と安請け合いしてしまいました。しかし、それには5km走らないといけない。正直5kmがどれくらいの距離なのかもピンときていませんでした。 以前使っていたスマートウォッチやトラッキングにもエクササイズトラッキング機能は搭載されていて、いっときは毎日1.5km走っていたんです。しかし、それ以上距離を伸ばせませんでした。 単純に呼吸が苦しい。だから、自分の限界は1.5kmで、それ以上は未知の領域だと思っていました。
心拍数を見ながら超えた1.5kmの壁
『Forerunner 265』を手に入れてすぐに知ったのが、心拍数の重要性。140以下にすると楽しく走れる、とアドバイスされたので心拍数に注意を払いながら走ると、あっという間に1.5kmの壁を超えられました。 その際にわかったのは、私は走り出しからペースが速い。それは、脂肪燃焼させるために少しきつめの運動をしようとしていたから。ランニングの基本も知らず走っていたので、苦しいだけだったんですよね。 しかし、走らせることに特化した『Forerunner 265』は、脂肪燃焼というより、長く楽しく走らせるためのサポートをしてくれます。 心拍数をできるだけ低く維持したまま長距離を走るように促すため、140近くになると「速いです!」といった注意をしてくれます(走るのに夢中でその画像はとれていなくて申し訳ありません)。 指示に従いながら走ると、自分では到底無理だろうと思っていた距離をスッと超えられるんです。 「え、私ってこんなに走れるんだ!? 」という驚きと、自分の体のポテンシャルの発見はカ・イ・カ・ン! 以外の何ものでもありません。自分のことが好きになります。 このおかげで、決して速く走れないけれど、呼吸を意識したり、心拍数が150を超えそうになったらペースを落としたりすれば3.5kmくらいは走れるようになりました。 トレーニングのあとは、疲労回復のために要する日数が表示されます。たとえば、5km走った日はリカバリーに79時間かかると計算されていました。つまり、約3日はゆっくり過ごせ、というわけです。 以前、私は毎日1.5km走るのを目標としていましたが、短距離とはいえ、それでは十分にリカバリーできていなかったのでしょう。 『Forerunner 265』は、睡眠時間を含む1日のユーザーの数値をもとに、リカバリー具合も計測し、モーニングレポートとして報告してくれるので、活発に動いていい日や体を休めるほうがいい日の目安がわかります。1日のスケジュールも立てやすくなるような気がするんですよね。