Indeed、“ワーママ”たちのリアルな1日と工夫を紹介「子育てをしながら働く女性を応援したい」
先ごろ、求人検索サイトIndeed (インディード)の日本法人Indeed Japan が『ありの“ママ”スケジュール展』を二子玉川 蔦屋家電2Fイベントスペースにて開催。育児をしながら正社員として働く女性(以下、正社員ワーママ)たちから集めたリアルな 24 時間のタイムスケジュールのほか、仕事と家庭を両立するためのさまざまな工夫を紹介した。 【画像】営業職として働く正社員ワーママのリアルな1日
■「正社員ワーママたちの1日を可視化したら、気づくことが多かった」
Indeed は、国際女性デー(3月8日)を前に、1,000人の正社員ワーママを対象とした「女性の仕事と子育ての両立に関する調査」を実施した。その結果、9割以上(92.2%)が「仕事と子育ての両立に何かしらの困難」を抱えており、3人に2人(66.5%)が「将来のキャリアプランの見通しを持てない」と考えていると分かった。また79.5%が、仕事と子育てを両立するための「工夫やコツが知りたい」、77.4%が「良い時間配分や時間のやりくりの仕方を知りたい」と答え、しかも58.6%は「職場にロールモデルと思える人がいない」と感じているという。今回の『ありの“ママ”スケジュール展』は、このような声に応える形で発案された。 「実際に働きながら育児されている方はすごく大変な中でやってらっしゃいますが、その当事者の方たちは、『他の人たちは、どんなスケジュールで1日を過ごしているのか』を知りたい欲求があると思うんです。そこで『スケジュール』を可視化して見てもらうようにしました。私自身も同僚から子育ての話を聞いていますが、こうして可視化してみると、あらためて『あ、なるほどね』と気づくことが多いです」 企画展を担当したIndeed・鎌田沙織さんは、展示が自身の気づきにもなったと話す。 「また、これからお子さんを持つ予定の方は、お子さんが生まれてからの生活を具体的にイメージしにくいと思います。そんな方に1日のスケジュールを見てもらうと、『こういう風にやっていけばいいんだ』と理解していただけます。今0歳児のお子さんがいる方であれば、お子さんが小学校に上がった時に『こういう風にすればフルタイムで働いていける』とイメージできます。そうすることで、お子さんを育てながらのキャリア形成が思い描きやすくなると思うんです」(Indeed・鎌田沙織さん/以下同) 実際に展示された『ありの“ママ”のスケジュール』を見ると、限られた時間内で仕事と子育てを両立するために複数のタスクを同時に進めたり、短時間で切り替えながら日々を過ごしている様子が見て取れた。子どもの年齢が上がるにつれて少しずつ余裕が生まれ、キャリアにつながる学びや自己啓発に取り組む時間が増える傾向も。子どもの年齢が低いワーママにとっても、子どもが成長した数年先がどうなるのかをイメージしやすくなり、今後のキャリアの見通しを立てやすくなるのだ。