「予想より早かった」石川・珠洲市 三崎地区に仮設住宅完成
地震と津波で壊滅的な被害を受けた石川県珠洲市の三崎地区では、地震発生から2か月余りを経て、仮設住宅が完成し、住民がけさから入居を始めました。 【写真を見る】「予想より早かった」石川・珠洲市 三崎地区に仮設住宅完成 珠洲市三崎町のみさき小学校のグラウンドには、50戸の仮設住宅が完成し、2日朝、住民や石川県の職員らがふとんやこたつなどを運び込みました。 地震で自宅が全壊した堺基之さんは、妻と息子2人の家族4人で加賀市内のホテルに2次避難していましたが、1日ホテルをチェックアウトし、三崎地区では最も間取りが広い3Kの仮設住宅に入居しました。 堺さんは「うち家族4人だが、十分じゃないかなまだまだ後だろうと思ったが、予想より早く入居させてもらえてありがたい」と話しました。 また、堺さんの妻・里美さんは「地元に帰ってきてほっとする」と安どの表情を浮かべました。 仮設住宅への入居希望が約1900戸ある珠洲市では、4月中旬にかけて市内12か所に710戸の仮設住宅を完成させる予定で、さらに建設を急いでいます。
北陸放送