「谷中佑輔 弔いの選択」(十和田市現代美術館)レポート。あなたの身体はどこまでがあなたのものか
青森・十和田市の十和田市現代美術館で、環境や他者との関係性のなかでの⾝体のあり方を探る谷中佑輔の個展「谷中佑輔 弔いの選択」が開催されている。会期は2025年3月23日まで。 谷中佑輔は1988年⼤阪府⽣まれ。2012年に京都市⽴芸術⼤学美術学部彫刻専攻を卒業、14年に京都市⽴芸術⼤学⼤学院美術研究科彫刻専攻を修了。現在はドイツ、ベルリンを拠点に、彫刻とダンスをおもな表現形式として作品制作を⾏ってきた。 本展は谷中にとっての美術館初個展。新作のインスタレーションや彫刻、映像とともに、パフォーマンスも発表している。
文・撮影=安原真広(ウェブ版「美術手帖」副編集長)