NHK中継では映らなかった大谷デコピンの“逃走後”に米笑撃「おめでとう、僕…」着ていた服も判明
2年連続3度目の受賞、ナ・リーグでは初
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平は21日(日本時間22日)、全米野球記者協会(BBWAA)が選出する今季ナ・リーグの最優秀選手(MVP)を受賞した。2年連続の3度目で、ナ・リーグでは初受賞となった。両リーグでの受賞は58年ぶり2人目の快挙で、リーグを跨いだ2年連続受賞、通算3度目の満票受賞、DH専任選手としての受賞も史上初となった。MVPの瞬間は家族で迎えたが、発表された直後にデコピンが逃走。ネット上でも話題になっていたが、MLB公式がデコピンの逃走後をカメラで捉えていた。 【動画】「『おめでとう、僕は行くね』って感じだ」 中継とは別角度のデコピンが逃げ出した映像 同僚のクレイトン・カーショー投手がプレゼンターを務めた受賞式。中継で大谷の名前を挙げると、大谷は妻の真美子さん、愛犬デコピンととも笑顔で喜びを分かち合った。ただこの直後に珍事が。夫妻の間にいたデコピンが逃走。喜んでいた大谷と真美子さんも口を開けて「あぁ……」のような表情を浮かべていた。数秒後、デコピンは意に介することなく尻尾を揺らしながら真美子さんの方を回り画面から消えた。 また、NHK-BSなどの中継とは角度が違うこともあり、大谷がブランドアンバサダーを務める「BOSS」の服をデコピンが着ていたことも発見された。 MLB公式インスタグラムは「最優秀子犬賞は決まったね」と記し、デコピンを追ったカメラ映像を公開。中継から“消えた”デコピンに米ファンから笑撃のコメントが集まった。 「両リーグでMVPを獲得した初の子犬だ」 「まぎれもなく伝説だ!」 「デコイは『おめでとう、僕は行くね』って感じだ」 「GOATだ」 ドジャースに移籍したMLB7年目のシーズン。右肘手術後のリハビリの影響で、打者に専念し159試合に出場した。打率.310、54本塁打、130打点、59盗塁で2年連続の本塁打王、日本人選手初となる打点王を獲得した。メジャー史上初となる本塁打と盗塁の「50-50」という前人未到の記録も作り、他にも出塁率、長打率、OPSもリーグトップ。投手登板なしでも打者として圧倒的な数字を残し、満票での受賞となった。
THE ANSWER編集部