松下洸平「放課後カルテ」の“つまづき”は森川葵のせい? ささやかれる"有働由美子も戦犯"説
松下洸平(37)の単独初主演ドラマ「放課後カルテ」(日本テレビ系)の“つまずき”の理由は何だったのか──。今作は、松下がこれまでの清潔感のある役どころから一変、無愛想で口の利き方も悪い学校医を演じるということで、ファンのみならず芸能関係者からも注目を集めていた。 【写真】ドラマ「放課後カルテ」の“つまづき”の戦犯はこの方? ところが12日放送の初回視聴率はまさかの5%台で、前期に同枠で放送された小芝風花(27)主演の「GO HOME~警視庁身元不明人相談室」の8%台から大幅ダウン。19日放送の第2話は6%台に戻しただけに、余計に初回のつまずきが際立った。 女性漫画雑誌「BE・LOVE」(講談社)に連載された同名作品は、松下のファンの中心層である30~40歳代の女性層にもすこぶる評判が良かった。それにもかかわらず、初回のドラマ視聴率がパッとしなかったのはなぜだったのか。その理由をドラマ制作現場を中心に取材してみると、真っ先に聞こえてきたのは、初回放送直前に発覚した森川葵(29)とSixTONES森本慎太郎(27)の“極秘タイ旅行発覚!”というスキャンダル。森川は今作で松下の“バディー”ともいうべき小学校教諭を演じている。 テレビ業界では昔から“ドラマ開始前のキャストのスキャンダルはご法度”といわれてきたが、今作はまさにその通りの展開となっている。SNSでは《アイドルと極秘旅行を楽しんでいる女優が相手役なんて、物語に感情移入できない》とか、《小学校の教師役なのに、あんな写真を撮られて……》と厳しい意見が目立つ。 ■意味不明な「光る君へ」の出演もマイナス 一方、別のテレビ関係者からは、NHK大河ドラマ「光る君へ」での、松下の起用法を疑問視する声も聞かれた。松下が演じた“宋の見習い医師”という、取って付けたようなキャスティングには、低視聴率を挽回するための“テコ入れ説”が囁かれていた。 松下の出演が、わずか4話限定だったのも、「3年前に話題になった『最愛』の名コンビを復活させ、少しでも視聴者を刺激したかったのでしょうが、松下がこれで割を食ってしまった感は否めません。松下の役回りは何の意味があったのかと、視聴者には消化不良のままのようで、ネットでは《意味不明》とさえ揶揄されていましたからね……」。 さらに、音楽関係者からは、松下が“アーティストナビゲーター”を務める「with MUSIC」(日本テレビ系)での起用法と、続く「放課後カルテ」への悪影響も心配されるとの声が聞こえてきた。 「番組MCである有働由美子さん(55)との相性がイマイチだという指摘があります。アーティストとしての松下さんをリスペクトしているのはわかりますが、有働さんがひとりで楽しんで、はしゃいでいる感がどうにもチグハグに見えるのです。松下さんの魅力を引き出しながら番組も進行していかなければいけないのは大変なのでしょうけれど、その直後に放送される『放課後カルテ』にもよからぬ影響を与えているのかもしれません」 初回で松下の足を引っ張ったのは森川のスキャンダルなのか、大河ドラマなのか、有働由美子なのか……。後半に向けてこのまま視聴率が復調すれば犯人捜しも終わることだろう。 (芋澤貞雄/芸能ジャーナリスト)