【インカレバスケ2023】[女子]白鷗大が7年ぶり2度目の優勝、東京医療保健大の7連覇を阻止
白鷗大が7年ぶり2度目の優勝
12月10日、「第75回全日本大学バスケットボール選手権大会」(インカレ2023)女子最終日の決勝で6連覇中の東京医療保健大(関東2位)と白鷗大(関東1位)が対戦。5年連続での同カード決勝は、白鷗大リードで後半へ。東京医療保健大は3Q同点に追いついたものの、逆転はならず。79-69で白鷗大が勝利して7年ぶり2度目の優勝を決めた。 【動画】東京医療保健大&白鷗大のハイライトプレーをチェック 7年ぶり2度目の優勝を狙う白鷗大は初戦となる2回戦で立命館大(関西3位)を106-59で下すと、準々決勝で筑波大(関東4位)に80-68、準決勝で拓殖大(関東3位)に73-54で勝利して5年連続7度目となる決勝進出を決定。対する東京医療保健大は同2回戦で大阪体育大(関西5位)に117-70、準々決勝で日本体育大(関東6位)に82-55、準決勝で日本経済大(九州1位)に65-53でそれぞれ勝利して8年連続8度目のファイナルに駒を進めた。 試合開始前から会場のボルテージは最高潮に。先取点は東京医療保健大No.3イベ エスター チカンソが奪うが、その後は入れ合う展開になる。白鷗大は8-4とすると、No.22林真帆のシュートなどで東京医療保健大もリードを許さないが、No.30三浦舞華の速攻など白鷗大が先に決めていく展開になり、残り5分で15-8とする。 東京医療保健大はNo.18池松美波がタフなレイアップを決めるとNo.22林の3Pシュートも飛び出す。それでも白鷗大はNo.42田中平和のシュートタッチがよく、No.30三浦も得点。残り50秒、No.13オコンクウォ スーザン アマカのフリースローで2桁差にする。そのまま、27-17で1Qを終えた。 東京医療保健大はターンオーバーからNo.1古木梨子が3Pシュートを決めて2Q初得点。しかし、白鷗大はNo.42田中が好守を見せるとNo.13アマカが連続して得点とインサイド2人が躍動する。差を詰めたい東京医療保健大はピックプレーからNo.22林、No.18池松の3Pシュート、No.91大脇晴がフリースローを決めて残り5分で31-37と6点差に。ここからは互いに取り合う展開に。残り2分、東京医療保健大No.12エゼキエル ルース ギフトが4ファウルでベンチへ。白鷗大の47-41でハーフタイムを迎えた。 東京医療保健大は後半開始から素晴らしいディフェンスを展開。そこからNo.18池松、No.77岡本美優の得点につなぐと残り6分半、No.3チカンソの得点で47-47と追いつく。苦しいシュートが続く白鷗大は残り6分、No.7桐原麻尋のフリースローで3Q初得点。ここから1ポゼッション差の中での攻防が続く。しかし、東京医療保健大はNo.3チカンソが4ファウルに。さらに得点源となっていたNo.18池松がドライブの際に右ヒザを痛めてコートから離れるなどトラブルに見舞われる。白鷗大はNo.13アマカがインサイドで存在感を発揮。さらにNo.74樋口が3Pシュート、さらにドライブから決めて再びリードを広げ、61-52で4Qを迎えた。 4Q、東京医療保健大は、No.3チカンソ、No.1古木の得点で58-61と3点差に。アウトサイドのシュートが入らなかった東京医療保健大だったが、キャプテンのNo.74樋口がレイアップ、フリースローで得点源に。残り5分で69-63とリードをキープする。東京医療保健大はNo.22林のシュートで4点差に縮めたが、白鷗大はNo.7桐原、No.74樋口の得点。さらにNo.13アマカのシュートで75-65と再び2桁差に。その後も東京医療保健大はハードなディフェンスを展開。ターンオーバーを引き出すが連続得点にはつながらず。白鷗大が逃げ切って7年ぶり2度目の優勝を決めた。 ----------------------------------------------------------------------- 大会名:第75回全日本大学バスケットボール選手権大会(インカレ2023) 主催:公益財団法人日本バスケットボール協会/一般財団法人全日本大学バスケットボール連盟 共催:一般社団法人大学スポーツ協会 特別協賛:三菱電機株式会社 大会期間:2023年12月2日(土)~10日(日)、16日(土)、17日(日) 会場:国立代々木競技場第二体育館(東京都渋谷区神南2-1-1)、大田区総合体育館(東京都大田区東蒲田1-11-1)、エスフォルタアリーナ八王子(東京都八王子市狭間町1453-1)、太田市総合体育館(OPENHOUSEARENAOTA/群馬県太田市飯塚町1059) 参加チーム:男女各40チーム(計80チーム) 配信:バスケットLIVEほか