サウジスマッシュ2024＜5月1～11日／サウジアラビア ジッダ＞ 7日、男子シングルス2回戦で張本智和（20=智和企画／世界ランク9位）がイム・ジョンフン（27=韓国／同25位）をゲームカウント3-1で下し、3回戦に進出した。 パリ五輪における日本チームの上位シード獲得へ向け、一つでも多く勝ちたい張本。しかし今日の相手は通算2勝3敗と負け越すうえ、自身初の五輪出場へ向けて必死の戦いを続ける韓国・左のエースだ。 第1ゲームはイムの大砲のような両ハンドを浴び、なすすべなく3-11で先制される。 次は張本がチキータへのカウンターを返してリード。途中7-6まで詰め寄られるが、タイムアウトで流れを切って4ポイント連取で2ゲーム目を取り返す。 第3ゲームも張本は前陣から快打を放ち、イムを台から下げて優勢を築く。さらに台から出るか出ないかを狙うサーブレシーブで強打を防ぎ、11-5でここも取る。 4ゲーム目序盤はイムが飛び出すが、前陣からバック系技術で振り回した張本が逆転。最後もバックハンドをストレートに突き刺し、11-9として勝ちきった。 ＜サウジスマッシュ2024 男子シングルス2回戦＞ 張本智和 3-1 イム・ジョンフン（韓国） 3-11/11-6/11-5/11-9