21年有馬制したエフフォーリアの全妹ジョスラン新馬V「先々楽しみ」横山武騎手絶賛!/新馬戦
<中山5R>◇21日◇2歳新馬◇芝1800メートル◇出走16頭 有馬記念ウイークにその血が騒いだ。 21年皐月賞、天皇賞・秋、有馬記念とG1を3勝したエフフォーリアの全妹ジョスラン(牝、鹿戸、父エピファネイア)が逃げ切ってデビュー勝ちを決めた。勝ち時計1分51秒2。好スタートから控える形を試みるも、スピードの違いで結局ハナへ。前半1000メートルを65秒0の超スローペースでレースは進み、直線では後続を突き放した。 全兄の主戦だった横山武騎手、管理した鹿戸師ともに高評価。鞍上は「僕にとって縁のある血統で、その馬で新馬戦を勝ててうれしいです。正直逃げるプランはありませんでしたが、リズムを優先してあの形になりました。このきょうだいにしては切れる脚は使えると思います。先々が楽しみですね」と絶賛。 師は「思っていた以上に強かった。能力で勝ってくれたね。距離は持つと思うが、性格が真面目なところがある。この馬で大きいところに行ってみたいね」と期待を寄せていた。