最高額は? 日本代表デビュー時の市場価値ランキング3位。デビュー時は凄かったのに…。消えかけのドリブラー
並外れたタレントのみがたどり着けるサッカー日本代表。彼らはデビューした時にどのように評価されていたのか。今回はデータサイト『transfermarkt』が算出したデータをもとに、歴代日本代表選手デビュー時の市場価値ランキングを紹介する。※金額が並んだ場合の順位はサイトに準拠。
3位:中島翔哉 生年月日:1994年8月23日 デビュー:2018年3月23日 デビュー時の市場価値:300万ユーロ(約4億2000万円) デビュー時の所属クラブ:ポルティモネンセ(ポルトガル) 3位にランクインしたのは、現在浦和レッズに所属しているMF中島翔哉だ。2017/18シーズンにFC東京からポルトガルのポルティモネンセに加入して欧州でのキャリアをスタートさせると、中島はまたたく間にブレイクした。 第27節までに23試合出場9得点7アシストをマークし、移籍時に30万ユーロ(約4200万円)だった市場価値をわずか半年で300万ユーロ(約4億2000万円)まで上昇させる。その活躍がヴァイッド・ハリルホジッチ監督の目にとまると、2018年3月のマリ代表戦で日本代表デビューを飾り、同点ゴールを奪う華々しい活躍を見せた。 ハリルホジッチ監督が大会直前で解任されたこともありFIFAワールドカップ2018のメンバーには選出されなかったが、その後の森保一監督のもとでは出場機会を得ていた。切れ味の鋭いドリブルで日本のサッカーファンを魅了し、南野拓実と堂安律とともに強力な攻撃ユニットを形成した。 日本サッカーの未来を担う逸材として注目を集めた中島であったが、2019年にアル・ドゥハイルを経てポルトガルの名門FCポルトに移籍するとキャリアは低迷し、同年11月のベネズエラ代表戦を最後に日本代表からも離れてしまった。浦和でも今季スタメン出場はまだ無い。中島は今後のキャリアで代表デビュー当時の輝きを取り戻すことができるか。
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